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機械によって起る労働災害の現状

労災の現状と真因

全産業における労働災害の発生状況ですが、この10年間、死亡者数は、1,000人を超える水準で推移しています。また、死傷者数は、12万人前後で推移しており、減る傾向は見られません。その中で、機械設備によるいわゆる機械災害は、死亡者数はおよそ30%、死傷者は約25%。まだまだ大きいですね。

労働災害が発生する原因を見てみると、大きく2つあります。ひとつは、労働者の不安全な行動、もうひとつは、機械や物の不安全な状態(事故が発生しうる状態、また、発生し始めている状態)があると思います。不安全な行動とは、作業者や関係者が事故に遭うリスクがある行動のことです。厚生労働省の調査によると、労働災害発生の主原因は、こうした不安全行動又は機械の不安全な状態に起因するものが95%です。

どうやってこうした発生原因を取り除いていくのかを次に考えてみましょう。

本質的な安全のためにやるべきはこれ!

製造業において、安全とは、「許容できないリスクがないこと」。すなわち、安全性を高めるためには、許容できないリスクを減らすことです。現状、労働災害発生の主原因は、不安全な行動及び機械の不安全な状態に起因するものがほとんどでした。また、その中における機械設備による労災の比率は圧倒的でした。
こうした状況からも「人に頼る安全」から「機会に任せる安全」を高めることが急務といえます。
そこでリスク要因を可視化し、そこに対する打ち手を確実に行うため、取り組むべきは「リスクアセスメント」です。

具体的な手法は次の通りです。
まず、現場における危険性や有害性を見極め、特定します。
次に、災害発生リスクの程度や災害の大きさを考慮してリスクを見積ります。
さらに、対処すべきリスクの優先順位づけを行い、そのリスクを低減するための対策を立て、実施します。

このようにリスク要因を見積もり、打ち手を明確にしていきます。


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